2020年7月18日土曜日

カサンブランカブーケ 近況報告@ステーブルホースパワー 2020.7.18

◆ステーブルホースパワーコメント

カサブランカブーケは、昨日獣医師に全身を診てもらいました。

右前肢の繋靱帯は、それ程ひどくはないとのことでしたが、念のため腱の組織を強くするためのサプリメントを1クール3か月分を与え始めることとしました。
左前肢の屈腱ですが、軽い打撲で皮膚が硬くなった程度、そのため腫れたように見えただけとのことで特に問題なかったです。

また全身を触診した特に腹帯下(両前肢間の腹部分)をひどく痛がっていました。その結果、左側の頸にある筋肉の一部がひどい凝りの状態となっていました。

そのため、歩かせたときに頸を硬くして歩くため凝ってしまうのと同時に歩様が悪くなり、疲れも出てきたのだと思います。
その他、背腰には疲れは見られないとのことでした。

2週間後に、再度獣医師に来てもらいますので、頸の凝りはショックウェーブ治療を施してもらいます。

また、右前肢の繋靱帯は、状態を診て必要であればショックウェーブ治療を施す予定です。なお、状態が問題ないようなら、乗り運動を開始する予定です。

夏バテ対応として、オゾン治療も必要なら行ってもらう予定です。

カサブランカブーケは、とても大人しい仔で、直ぐに環境にも慣れてくれて飼い葉をしっかりと食べてくれます。
現在は、日々水で患部を冷却して、WMとサンシャインパドック放牧を行っています。

先日もお伝えしましたが、輸送では、これまでで一番大人しい馬でした。前掻き一つせずこれほど大人しい馬はなかなかいないです。
これからもしっかりとケアしていきます。
よろしくお願いします。





















































2020年7月13日月曜日

カサンブランカブーケ 近況報告@ステーブルホースパワー 2020.7.13

◆ステーブルホースパワーコメント

カサブランカブーケは、12時少し前に無事入厩しました。
馬運車では、佐藤厩舎でペーストの鎮静を軽く入れてくれたのと私の方で準備した圧着のマスクを併用したため大人しく輸送できました。
馬運車のモニターにて確認してましたが発汗等もありませんでした。

肢元は、JRA栗東トレセンに回診している獣医師に近いうちに診てもらい、治療方針を診立ててもらう予定です。
よろしくお願いします。





水冷中です。








2020年7月12日日曜日

カサンブランカブーケ 近況報告@佐藤厩舎 2020.7.12

◆事務局から

カサブランカブーケの状態を確認するため、獣医師の回診時間に合わせて訪問してきました。

カサブランカブーケは、1日たって症状に落ち着きが出てきたので、診断が出来るようになりました。

右前肢の繋靱帯は昨日消炎剤治療を行った本日でも歩かせると
前の出は少し硬く、気にしている感じはありました。
また、わからない程度ですが熱感もあり腫れも見受けられましたので、全治3か月の診断を下されました。
治療方法は、1か月間は舎飼い、その後は繋靱帯の状態を確認しながら乗り運動を始めて行くことになりました。

左前の屈腱は腫れもだいぶ引いて熱感もなく圧力をかけても気にすることがなかったため、ぶつけであろうとの診断で治療する必要もなく自然に落ち着くだろうとのことでした。

今後は、ステーブルホースパワーに短期放牧に出すこととしました。明日移動となります。
カサブランカブーケの見学を希望される馬主様は、ご一報ください。
調整させていただきます。

共有馬主の皆様には大変申し訳なく存じますが、カサブランカブーケは心身共にまだまだ未発達で今までの調教がオーバーワークで苦しかったために痛めたんだと想像できます。

しかし、カサブランカブーケは、落ち着いていてとても人懐っこく、環境に慣れると本来の性格はかわいい性格で、これなら競馬に行って悪さはしないと考えられます。
また、調教厩務員さんは、非力だが乗り味は良く、とても素直で真面目に取り組んでくれていて乗りやすい馬ですとの評価でした。
中身が詰まって、力強さが出てくれたら楽しみになると思います。
秋から冬にかけて、数段アップしたカサブランカブーケを期待してください。


後ろ姿の担当厩務員さん 





 お世話になった獣医師























2020年7月11日土曜日

カサンブランカブーケ 近況報告@佐藤厩舎 2020.7.11 NO.2

◆佐藤厩舎コメント

本日、追い切り後の午後に馬房から出した時に跛行が認められため、獣医師に診てもらいました。

首を使うほどの大きな跛行は認められませんでしたが、常歩時に軽い跛行を見せています。

痛みの元は右前肢の膝裏のすぐ下の繋靱帯中筋の炎症と全身の筋肉痛の両方からの跛行だと考えられますが、明日以降で症状に落ち着きが出てきてからがより明確になります。

また、左前肢の裏筋にも腫れが認められます。
こちらも、数日後にエコー検査をしないと症状は明確にはなりません。

大変申し訳ございません。
能力試験を受けることは出来なくなりました。
再度、獣医師に診てもらい結果をもらいましたら報告します。
よろしくお願いします。



右前肢繋靱帯炎


左前肢屈腱炎






カサンブランカブーケ 近況報告@佐藤厩舎 2020.7.11

◆佐藤厩舎コメント

川崎競馬場での能力試験を前に予行演習のため現地での追い切りを行いました。
明日予定していたのですが、天候が相当悪くなるようなので、急遽本日に変更しました。

輸送は、特に問題なく、また新しい環境への物見はしていましたが、思っていたほどではなかったです。

今野騎手を鞍上に3頭併せの内側からでしたが、ゲートの入りはスムーズでしたし、駐立も問題なかったのですが、スタートは遅れ気味の発走でした。

終い一杯に追われ、半マイルから57.2-42.5秒でした。
今野騎手は、最後はお釣りがなかったと話していました。
もう少し早いタイムで回って来てほしかったです。

能力試験の合格基準は55秒のため、あと2秒余り速める必要はあり、本番では、初めから気合をつけた走りをさせる予定です。

これまでの経験則からは、この時点で57秒くらいで回ってこれるのであれば、変わり身が期待できるため試験に合格できると思っています。

鞍上は今野騎手にお願いする予定です。
よろしくお願いします。










2020年7月3日金曜日

カサンブランカブーケ 近況報告@佐藤厩舎 2020.7.3

◆佐藤厩舎コメント

カサブランカブーケは、調教師が騎乗して3頭併せの真ん中で追い切りを行い、
半マイルから馬なりよりやや強めに追われ58.3-43.7秒で、予定通り15-15で回りました。

内側の馬は終い5馬身くらい遅れてしまい、最後は2頭併せのようになってしまいましたが、真面目に走ってくれました。
だいぶ環境に慣れて前走と違い走る方に前向きになり、随分内容は良くなってきました。

カサブランカブーケは馬体の雰囲気や目つきからは競走馬に近づいてきたと感じています。
しかし調教後、右前の球節がモヤっとしたため獣医師と装蹄師に診せたところ、痛みや熱感はないのですが、気になったので蹄鉄を外して乗り込みを進めながら肢元を少し楽にさせます。

次回は、12日川崎競馬場で行う予定です。
よろしくお願いします。







2020年6月26日金曜日

カサンブランカブーケ 近況報告@佐藤厩舎 2020.6.26

◆佐藤厩舎コメント

カサブランカブーケは予定より1日早く、佐藤調教師が騎乗して攻め馬を行いました。
半マイル3頭併せの内から60.3-45.1、強め追い。
時計的には、予定通りの15-15でしたが、内容が悪く、肩ムチを入れないと走らなかったです。
また、ハミ受けが悪く、跳びも右上に飛ぶように走っていて頭も少し高かったです。
普段もダグをしっかりと踏めなかったりしています。現在はましになってきましたが。
広い意味で、乗り込み不足の感は否めないです。

今回初めての攻め馬でしたが、まだまだ心身共に成長が必要です。
また、環境の変化にも弱く、走る方に気が向いていません。
落ち着きが出て集中力が増してもらいたいです。
よろしくお願いします。