カサブランカブーケは、川崎競馬場で能力試験前の最終追い切りを行いました。
追い切りでは、最内からでしたが、直線でムチを入れられてからの反応も良く、しっかりと走ってくれました。
半マイルから、55.1-41.7秒、ほぼ一杯最先着。
また輸送も問題なかったです。
前回とは違い、痛いところもなく、多少丈夫になったために走り切ることは出来ました。
馬体重は、昨日量り、428㎏でした。だいぶ体重は減ってきています。
飼い葉を食べる速度は落ちていますが、量は変わりないので身になってきません。
成長途上というところでしょうか。
気性的には、おっとりしていて新馬でもメンコもしていません。
厩舎に戻って、午後獣医師に診てもらいましたが、右前球節の状態は追い切り後も変化ないので、特に治療は行いませんでした。
しかし、歩様が少し悪かったため触診をおこなったところ左前の深菅を押すと痛がりました。ただ軽度のため鎮痛消炎の飲み薬と塗り薬で対処しました。
競走馬としては、人を乗せて全力で走らせるには、全体的にまだ弱いところがあり成長させるための時間が必要だと考えております。
追い切りでの中越騎手コメントは、
「事前に聞いていた、物見をするとかは、落ち着いていて全く問題なかったです。キャンターに入ってからも真直ぐ走ってくれました。しかし、背中とトモはかなり緩いです。
もう少し成長が必要で、ゲートからは出して行ってあげないと出ませんし、トモが付いて行けない分遅れてしまいます。その他は問題なかったです。」
「乗り味からは、能力のない馬ではなくて、トモにもう少し力が付いてきてくれたら動きそうな気がします。馬体からは428kgしかないようには見えませんでした。450kgぐらいあるように大きく見せます。悪いことじゃないです。背丈はあるのですが、幅が出て来てくれればと思います。」でした。
◆川崎競馬場にて
◆ゲート練習